お知らせ

◎デザイン科の特徴

 砥部分校では、グラフィックデザイン・クラフトデザインを中心に専門的な学習をします。1年生では工業技術基礎、デザイン基礎、情報技術基礎、製図、陶芸基礎、デザイン技術、美術など様々な分野の学習を通して、自分にあったデ ザインのジャンルを探ります。2年生になると、実習Iが三つのコースに分かれ、さらに3年生では五つの卒業制作のコースに分化していきます。3年生ではカリキュラムの約半分が専門科目ですが、受験に普通科目が必要な場合は、国語や英語などを選択することもできます。定員は40名です。


コース選択の流れ  (令和6年度入学生)

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カリキュラム  (令和3年度入学生)

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◎各学年で学ぶ内容  (令和6年度入学生)

1年生 基礎の学年

1年生の専門科目

  • ○工業技術基礎( 写真・ファイバークラフト・セラミッククラフト・ウッドクラフト )
  • ○製図 / 陶芸基礎(選択)
  • ○工業情報数理
  • ○デザイン実践
  • ○デザイン基礎
  • ●美術I

 1年生は基礎の学年です。工業技術基礎やデザイン基礎では、グラフィックデザインやクラフトデザインの基本的な技術を学びます。また、情報技術基礎では、コンピュータの基本的な操作とソフトウェアの使用を、美術では物の見方や表現方法などを、課題を通して実践的に学びます。2年生でのコース選択に向けて、自分が何をしたいのか、何が得意なのかを確かめる学年です。

 

2年生 応用の学年

2年生の専門科目
  • ○デザイン実習I ( [グラフィックデザイン] or [クラフトデザイン] or [美大受験] )
  • ○デザイン基礎
  • ○デザイン実践
  • ●素描
  • ●総合的な探究( 資格取得・インターンシップ )

 2年生は応用の学年です。デザイン実習Iがグラフィックデザイン、クラフトデザイン、美大受験の三つのコースに分かれます。グラフィックデザインでは、デザイン計画、CG、写真・印刷の三つの講座を経験します。クラフトデザインでは、セラミック(陶芸)の講座を1年間かけて専門的に学習します。 美大受験コースでは、年間を通じて、受験での実技を想定しデッサンを中心に学習します。

 

3年生 発展の学年

5つの卒業制作コースと3年生の授業

 3年生は発展の学年です。3年間の集大成である卒業制作のために、5つのコースが用意されています。11月の文化祭以降、約3か月をかけて卒業制作に取り組み、作品は「卒業制作展」として愛媛県美術館に展示します。また課題研究では、各自がテーマを決めて文化祭で発表する作品を制作します。

 デザイン史、デザイン技術などの講義を通して、デザインについての知識や理論もさらに強化します。

 


 

◎どんなコースがあるの?

グラフィックデザイン Graphic Design

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 視覚伝達を目的としてポスター・イラストレーション・立体作品などを制作します。 美術系大学や専門学校に進学する人も多いコースです。


コンピュータグラフィックスI  Computer Graphics I

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 コンピュータの画像処理ソフトを使用し、ポスターやイラストレーションなどの平面作品を制作します。 デザイン関係への就職を希望する人はこのコースを選択すると有利です。


コンピュータグラフィックスII  Computer Graphics II

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 アニメーションなどの制作をしています。アニメーション制作ではアイデアスケッチから 絵コンテ、撮影加工、編集、音楽、小道具制作など様々な分野の知識と作業を経て、毎年 ハイレベルな作品を生み出しています。


美大受験 Art College Preparatory

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 美術系大学進学希望の生徒を対象に、実技試験対策のために設置されているコースです。 普段は、デッサン、水彩画、油絵、平面構成など、大学入試を想定した課題に取り組みます。 卒業制作では、そこで身に付けてきた表現力を生かし、大作に挑戦します。 立体作品や映像作品を制作する生徒もいて、卒業後の自己表現を模索します。


セラミッククラフト Ceramic Craft

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 砥部の磁土や信楽の陶土を使い、食器を中心に花器や照明器具、時計、オブジェ作品などを 制作します。また、県展の工芸部門には全員出品し、毎年入賞・入選しています。