夏休みの陶芸部
2022年8月6日 19時35分
8月3日(水)、陶芸部の3年生3名で、笹山工房、伊予鉱業所へ校外活動に出掛けました。
笹山工房の笹山準一さんは、S49年度に砥部分校を卒業された陶芸家さんです。
岡山県の備前焼で修行された砥部では数少ない「つちもの」の職人さんです。
工房ではロクロの実演をしていただき、あっという間に生み出される作品と職人の手業に見惚れてしまいました。
作品ギャラリーには、様々な作風の器が並んでおり、中には5年の歳月をかけて完成した板皿の器もあるそうです!
続いては、伊予鉱業所。
ここでは、採掘場で重機を使い陶石山を切り崩し、刃物を研ぐ良質な伊予砥や砥部焼で使わせる原料、タイルの原料など様々な用途に応じた陶石の採掘・販売を行っています。
昨年度、こちらに就職した卒業生にも一緒に工場の見学・案内をしていただきました。
作業場に運ばれた石は、用途に応じて加工され各地へ産出されていきます。
伊予鉱業所では、陶磁器原料及び碍子の原料として全国の産地に出荷するほどの資源に恵まれた土地です。
砥部町は、地元で陶石原料が産出できる限られた場所でもあります。
近くにあるからこその、たくさんの学びがありました。
本日は、貴重な経験をありがとうございました。