卒業制作展「爆彩」だより3 作品解説 CGⅠコース
2023年1月28日 10時10分
作品解説
☆CG(コンピューターグラフィック)Iコース
・・・ コンピューターを使って絵を描いたり商品企画するコースです。
卒業制作展明日まで開催しています。
女子高生が、異世界では巫女の姿になるアナザーワールドスト-リーゲームの商品開発をしました。展示方法もストーリーと連動し、見る人が左から右へと歩みを進めることによって元の女子高生に戻るようにマジックピクチャーの手法で工夫しました。ゲーム機とパッケージ、ソフトのジャケットも自作しています。
全4巻からなる自作の小説「この物語に題名はない」と、各巻の表紙のイラストを作りました。聴覚過敏を抱える主人公がさばさばした養護教諭に出会う1巻。2巻以降は、主人公と同じく何らかの困難さを抱えた生徒達がその養護教諭にむりやり集められ、困っている人を助ける委員会を結成させられ・・・・?高校生離れした筆力が光ります。
キャンディーのパッケージデザインと宣伝ポスターです。とてもキャッチーな商品名「青って200色あんねん」の言葉通り200種類あるキャンディの名前はすべて違います。包み紙をよく見て楽しんでください。イメージキャラクターは大阪のおばちゃん。パーマはキツめ、ヒョウ柄の服に身を包みぐっと迫ってきます。
パンクファッションがテーマです。パンクファッションにもゴシックとかいろんなジャンルがありますが、1980年代のパンクファッションのフィギュアのパッケージを制作しました。パッケージは印刷でなく少し盛り上がった形の半立体になっています。触ってもOKの展示ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。パッケージの裏も細かく書き込まれています。
ダークファンタジーゲームの告知用として、タペストリー風のポスターを制作しました。登場するキャラクターはティラノザウルスやシロナガスクジラなどの今はすでに絶滅した動物たちをモチーフにしています。細かい設定までしっかりしているので、コンセプトボードや設定集をご覧になると面白いと思います。
「少年は七福神に学ぶ」というアニメ映画のポスターを制作しました。大きなポスターはクライマックスのシーンです。小さい絵は映画のワンシーンを描いています。漢字の七の形に配置され、書き順の順番でストーリーが並んでいます。内容は主人公の生い立ちです。台詞はないので絵から想像することができます。
ゲームのポスターを制作しました。主人公が4つの世界を回る物語です。コンセプトボードには、世界観が書かれています。ロゴデザインに時間をかけ、キャラクターの前に配置しました。キャラクターは総勢10数人。その中には1年の県展に生み出されたキャラクターもあります。3年間の足跡が実を結んだ作品になりました。
ひので玩具という手作りおもちゃを製造販売する会社のロゴデザインと知育玩具を作りました。子供さん達に遊んでもらいたいので、おもちゃは触ってOKです。車は対象年齢は3歳まで、口に入れても大丈夫な塗料を使っています。カードは対象年齢は就学前まででけがをしないように面取りをしています。妹さんと接して子供目線で作りました。
多重人格をテーマにしたゲームの宣伝ポスターとキャラクター紹介用のイメージイラストを制作しました。中心の0番が主人公。1番から5番までが主人公の別の人格。4番の黄色い人が冷酷な性格、5番はおっちょこちょいな三枚目キャラ…などなどキャラ設定がしっかりできています。設定集には各キャラがコメントを書いているのも面白いです。
タイトルの通り、今まで書きためた作品の集大成です。3年間の足跡を示す、成長記録でもあります。その中でも特によく描けたイラストレーションを大きく印刷しました。ファイルにも二頭身キャラなどたくさんの作品が収められているのでお手にとってご覧ください。特に付箋に描かれた手描きのコメントは読んでほしいところです。
影絵展の宣伝ポスターと展示物を作りました。卒展が終わった次の日から始まる設定になっています。狐と男の子の一年の物語がテーマになっています。4つ並んだ影絵の箱は自分でスイッチを入れることができるので自分で一つずつつけて物語を楽しんでください。ちょうど高さが子供目線なので、子供さんも楽しめます。
気になる作品を是非現地でご覧ください。
明日は最終日 美大受験コースを紹介します。