上達する近道は素材を知ること ~陶芸部~
2023年5月30日 12時09分
陶芸部です!
陶芸部は、3年生11人、2年生10人、1年生6人の合計27人で日々活動しています。
今回は、月曜日が活動日の2年生に注目していきたいと思います。
なにやら外の手洗い場で、クリーム状の何かが混ぜられています。。
これは一体なんでしょうか!?
これは、砥部焼の粘土になる水簸作業中の泥漿です。
[水簸 (すいひ)・・・粘土の精製方法]
[泥漿 (でいしょう)・・・粘土と水を混ぜ合わせて泥のような液体状にしたもの。]
こちらは、授業や部活で制作した焼く前の失敗作や削りの作業で出た大量の削りくずを再生したものです。
おおよそ1週間、毎日の水替えと攪拌を繰り返し粘土の再生を行っていました。
水簸が完了し、粘土にゴミが入らないよう丁寧にふるいに濾して、最後に余分な水気を乾燥させます。(丁度良い柔らかさに乾くまで約2週間はかかります。。)
粘土ができるのは開始から約3週間後。。
素材の大切さが体験できる大切な活動です。
この粘土を使って、これからどんな作品ができるか楽しみです。
最終乾燥中の粘土。