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とべぶん生の夏 vol.2

2020年8月6日 18時33分

セミの大合唱が続く中、とべぶんの夏休みは続く。

何やら人の気配がする教室を覗いてみた。

<工芸実習室>

 陶芸クラス(選択制)の3年生が制作中。陶板で教室の表示プレートを作るのだそうな。

 

図案を見つめながらパソコンで製作を進める。

  時おり友達と言葉を交わす。静かに作業は進む。肩こっちゃうね。でも楽しい。陶芸品はつるりとしてひんやりしているけど、陶芸チームは、なんだかふんわりあったかそうな雰囲気。

 

 

<被服室>

ここではファッション造形クラス(選択制)の人たちが甚平を仕上げ中。 

   おしゃべりするでもなく、ただ黙々と。

  

この日、全員仕上がったそうでお疲れ様!!

 

 

ーそして、他にも黙々と自分の課題と向き合う人らの姿がー

<美術部>

 1、2年生が活動中。

   

男子も女子も関係ない。ただ描く。

  

没頭できるから。他に何も考えなくていいから。こういう空間がここち良い。

 

 

<美大受験クラス>

 今日も頑張る。愛しい画具と仲間たちと。友達だからこそ真剣さで負けられない。気を抜けない。 

風鈴の音が聞こえてきそうなモチーフや、  

 BGMとして、スライドショーで映し出される作品の数々。ハッとするような素敵な画が次々と。これは...

「今年は県外から講師の先生も呼べないし、都会の受験生のように、毎日学校帰りに予備校でも描いて、磨かれて、ということができない。刺激が必要」

経験からくる先生の工夫や細かな配慮に心を打たれます。

シェフの味を盗みに、美術部の後輩たちが登場。ちょっと解れる緊張の糸。1人じゃないって、いいね。

 

 3年生のみなさん、先生たち、毎日本当にお疲れさま。バテないようにと応援しています。

そして、まだまだ続く暑い熱〜い夏、後輩たちは先輩の背中をじっと見ています。