【ゲームで繋がる】砥部分校が東京ゲームショウに初出展しました!
2024年10月3日 17時42分9月26日~29日の4日間、千葉県の幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2024」(TGS)に、砥部分校が出展しました。
TGSへの出展は、県立の高校では初となります。
ゲームクリエーションコースの開設を前に、ゲームを通して様々な方とつながりたい、ゲームを好きな人に砥部分校を知ってもらいたいという目的をもって出展しました。
27万5千人の来場者があり、会場は熱気に満ちていました。
最初の2日間は、教員のみが参加できるビジネスデイです。
企業の方々や、大学、専門学校の方々と情報交換を行い、砥部分校の教育課程について説明したり、ゲーム業界ではどのような人材が期待されているかなどのお話を伺ったりしました。
関係者の皆様から、デザイン教育の上にゲームの専門性を積み重ねる砥部分校ならではのカリキュラムに、高い関心を寄せていただいていることが分かり、教員一同、大変励みになりました。
後半の2日間は一般公開日です。
とべぶん生がブースに立ちました。広大な会場は、ゲーム好きな人々で満ちあふれています。
生徒は大きな声で砥部分校の存在をアピールし、パンフレットの配布や学校紹介などを積極的に行いました。
生徒の精力的な活動の効果もあり、持参した学校案内や生徒作品のポストカード、砥部町の観光案内等、約2000部をすべて配布することができました。
2日間という短い期間でしたが、生徒の成長には目を見張るものがありました。
小学生と一緒に、サンプルのカジュアルゲームを楽しんだり、大学や専門学校の学生さんと進路の話をしたり、高校生は、分校で培ったコミュニケーション能力を生かして、本当に頑張りました。
ブースにはたくさんの人が来てくださいましたが、「愛媛」の表示を見て声をかけてくれた愛媛県出身の皆さんや、砥部分校・松山南高校本校OBの皆さんには、愛媛の仲間として、特に励まされました。
他にも、TGS主催として砥部分校のブースを担当する「株式会社日経BP」の本宮さんから、「やりたいことに挑戦し続ければ、絶対に上手くいく」と高校生に激励の言葉を頂いたり、砥部分校のニュースを見て応援に駆けつけてくださった「株式会社フロム・ソフトウェア」の大森さんから、貴重なゲームのイラスト資料集を贈呈していただいたり、ゲーム業界の皆さんの優しさと熱い想いに、生徒教員一同、大感激でした。
ゲームを通して皆さんとつながることができて本当に感謝しています。
さらに、砥部分校関係者の方々にもTGSでお会いすることができました。
分校にサテライトオフィスを構える「株式会社オートクチュール」のCEOの中村さんをはじめ、スタッフの皆さんが応援にきてくださり、ゲームクリエーションコースの新設に日ごろから協力をいただいている方々のお顔を見て、我々の緊張もほぐれました。
砥部分校のTGS出展にお骨折りいただいた、愛媛県教育委員会高校教育課の担当者も、初の県立高校TGS出展の成果を、直接視察に来てくださいました。
(来年の出展も頑張りたいです!よろしくお願いします!)
初めてのチャレンジで右も左も分からない中ではありましたが、ゲームクリエーションコース新設に向け、学び多く、有意義な時間を過ごすことができました。
思い切って挑戦してよかったというのが、参加者一同の率直な感想です。
ブースの出展や当日の運営に携わって下さった皆様、そして会場に足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
(TGSの様子は、砥部分校公式Instagramにも順次掲載していきます。ぜひご覧ください。)