本校卒業生であり、グラフィックデザイナーの奥平美幸さん、漫画家の神谷美希さん、ガラス作家の大野なつみ(ヨシロ工房)さんが来校されました。卒業制作展や校内の見学後、授業の課題なども見ていただきました。また、砥部分校生へ制作された作品等を提供してくださいました。

3人のご活躍は「卒業生の現場」でも紹介しています。
「大学や専門学校でやっているようなレベル。」「コンセプトをよく考えていますね。」「授業課題の作品をレイアウトするだけでもレベルの高いポートフォリオができますよ。」など作品や取組について嬉しいお言葉をいただきました。
また、皆さんから「いいなあ。」「また入学できないかな。」「またここで学びたいな。」と何度も声を聞きました。
奥平さんはご自身がデザインされたマガジンを紹介してくださり「料理やお店によってデザインの雰囲気を変えないといけない。大変だけどこの仕事で鍛えられました。」とお仕事の様子もお話しして頂きました。
<グルメマガジン> <給食パンフレット>

神谷さん作品掲載 月刊Gファンタジー2021.12月号「悪魔の推しごと」 漫画雑誌を提供してくださいました。
神谷さんはこの4月からスクウェア・エニックスコミカライズにて新連載が始まったそうです。
皆さんそれぞれの立場から「工房の見学、講演、実技指導などできますよ。」「協力できることがあったら言ってくださいね。」とお話しがありました。
砥部分校生の皆さん、卒業生のプロの目線からみても課題に対してレベルの高い評価を頂きました。日々の課題を着実に仕上げて実力をつけていきましょう
今日から、今年度砥部分校に赴任された3人の先生を紹介していきます。
教科は保健体育。生徒課長で一年の学年主任です。今治西高校から赴任されました。趣味は読書。年間60冊~70冊と著しい読書量に驚かされます。奥田英朗の本がお好きだそう。音楽は歌うことも聞くことも好きで、特にミスチルやゆずが好きだそうです。
砥部分生へのメッセージは「一生懸命頑張っている人にはいい出会いがある。」
例えば、朝走っているときに、同じように頑張っている人と出会ったり、挨拶すると声を掛けてもらうようになったり、いい言葉や感情の交流を感じる経験から実感するようになったそうです。
折り目正しいたたずまいと爽やかな言動で一年生を導いてくれています。
写真は小学3年生から続けているという野球のポーズで。

連休がスタートしました。
今日は陶里ヶ丘でやっている「五人のうつわ市vol.15」と「丘の上のうつわ屋さん」に行ってきました。
とっても良い天気の中、コーヒーやレモンソーダなどの販売もあり、器と食をまったりした雰囲気で楽しむことがきました。
各イベントには砥部分校の卒業生など、本校に関わりのある方が多く出店されていました。また、陶里ヶ丘は1年生の遠足コースでもあります。

このイベントでは窯元さんとお話できるのも醍醐味です。
「5人のうつわ市vol.15」では遠藤窯の遠藤裕人さんとお話しできました。形、色、質感の違いを楽しむことができました。

遠藤窯さんの様子
「丘の上のうつわ屋さん」ではイロリ工房さんとお話しできました。

イロリ工房さんの様子。
イロリ工房さんは、砥部町で作陶されています。
普段は和紙染めの商品(写真中央)が多いですが、新作の絵付けのお皿(写真右)を出品せれていました。
砥部分校生のみなさん、遠足を思い出しながらお気軽に立ち寄ってみてください。
学校からすぐ近くでプロの方々の仕事を見聞きでき、学ぶ機会があるのも砥部分校ならではの魅力ですね。
それぞれのイベントは5月5日(金)まで陶里ヶ丘(砥部町五本松)でやっています。10時~17時まで。
本校卒業生の河野源さんが個展を開かれました。
木のぬくもりと温かみのあるデザインが魅力的な作品が並び、たくさんの方で賑わっていました。
留学経験の後、椅子作りに惹かれ、現在人里離れたアトリエで制作に取り組んでおられるそうです。作品の磨きに力を入れておられるそうで、表面がつやつやと滑らかな椅子がいくつもありました。思わず触れると心癒やされるさわり心地でした。
砥部分校では美大受験コースで、小川先生に熱心に指導していただいた思い出を語っていただきました。
廃棄木材を使って作品を作り、切り落としや失敗したものを灰にして畑に蒔くと肥料になる。作品作りがそうした環の中で緩やかに巡っていることも作品の一部のように感じました。
今後も個展を視野を入れて制作活動をされるそうです。是非足を運んでみて下さい。
明日は陶芸展についてです。お楽しみに。



