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【寒さに負けず】二学期クラスマッチ

2024年12月25日 21時29分

先日二学期クラスマッチが極寒の中開催されました。
今回はバレーボールとトランプ(ブラックジャック・スピード)の種目を行いました。

バレーボールではなんと1年生が優勝!2・3年生も良く頑張りましたが一歩届かずでした。
トランプでは架空の貨幣を使って合計金額で競いました。大金持ちを表彰するのはもちろんですが、今回は借金王も表彰されました。

今回のクラスマッチはいつも以上に生徒会が主体となって行われました。準備から運営までお疲れ様でした
三学期も楽しみにしてますよ~!
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【陶芸教室】絵付け!

2024年12月24日 21時26分

先日、第三回陶芸教室を実施しました。
三回目は絵付けです!
最初は呉須が吸収されやすい筆の感触にとまどいましたが、どんどん慣れていき、思い思いの絵付けをしました。
全三回への御参加ありがとうございました!
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【いろいろな作品に触れる】秋季県展見学会

2024年12月21日 21時19分

先日、秋季県展見学会を行いました。
秋季県展には2年生は全員がデザイン部門、希望者が工芸部門、3年生は希望者がデザイン・工芸部門に出展しました。
デザイン部門では推奨が2名、工芸部門で特選が1名でした。

県展見学会ということで、とべぶん生だけでなく一般の方が出展されている素敵な作品もしっかり鑑賞することが出来ました。
今回の学びを自身の制作活動に活かしてください!
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令和6年度第二学期終業式

2024年12月20日 21時02分

本日令和6年度第二学期終業式が執り行われました。
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以下校長式辞

令和6年度 第2学期終業式 式辞 

 本日、約4か月あった2学期の終業式となりました。

2学期には、体育祭や文化祭という大きな行事がありました。私は、色々な場面で、まさに「青春を謳歌する」皆さんの姿に、感動しました。3年生の中には、これから本番を迎える人もあります。体調には十分気を付けて本番に臨めるようにしてください。
 体育祭と言えば、来年度の在り方について様々な意見を聞いて検討した結果、熱中症対策等の観点から、実施時期を5月の下旬とし、屋内での実施としたことを皆さんにお知らせします。3学期から具体的な動きとなりますので、みなさん、協力して頑張りましょう。
 さて、2学期の皆さんの活動を振り返ってみますと、先ほど表彰したように、愛鳥週間用ポスター原画コンクールで林野庁長官賞の受賞や、県高校総合文化祭では、美術・工芸、写真の各分野で優秀や奨励賞、選考委員賞の受賞、また、県展でも特選や推奨の受賞どの活躍が見られました。
 本当に多くの皆さんが、様々な場面で活躍してくれました。もちろん、これら以外にも皆さん一人ひとりには、2学期の間に、嬉しかったことや辛かったことなど、それぞれに色々なことがあったことと思います。「結果」だけではありません。「過程」からこそ、得るものは大きいと思います。頑張りが思うような結果につながらず、くじけそうになっている人もいるかもしれません。2学期の始業式にも言いましたが、努力の結果がいつ実を結ぶかは、分かりません。とりあえず、今日やるべきことを、淡々とやりましょう。明日も、淡々とやりましょう。明後日も淡々とやるだけです。
 今日、皆さんとともに無事2学期を終えられることを、生徒の皆さん、保護者や地域の方々、そして教職員の皆さんに心から感謝します。本当にありがとうございます。全ての皆さんの2学期の頑張りを讃えます。
 南高生の活躍と言えば、12月2日の愛媛新聞に大きく取り上げられていましたので、読んだ人もあるかと思いますが、11月17日に六本木ヒルズで開催された全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会に、県大会で最優秀となって愛媛県代表に選ばれた本校定時制の青木心愛さんが出場しました。
 長期欠席を経験した青木さんは、ご家族の支えやNPO法人との出会いをきっかけに自分を変えようと努めるようになります。自分を変えようと努める青木さんの側には、周囲のアドバイスや自分の気づきを記し続けているノートがありました。現在4冊目になるそのノートを折に触れて読み返し、自分の行動を振り返り、なりたい自分に近づけるよう思いを新たにし、その後の行動を見直すよう意識する。これを繰り返し、心の成長を実感していると話す青木さんの発表は、見事、全国最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
 寄る辺とする「言葉」をいくつも持っていることはとても大切です。私自身の体験的に言うと、悩みのうちほとんどのことは過去の人が何か似たような経験をしていて、それについて、どう考え、どう解釈し、どう対処したかは、大抵、何かの本に書いてあります。支えになる言葉、後押ししてくれる言葉を持っていると、安心できますし、しんどい時に踏ん張る力を与えてくれます。
 もちろん、私にも、折に触れて読み返す、支えてくれる言葉が数多くあります。今日は、私が、不安になったとき、自信を失いそうなときに読み返す言葉の一つを、1学期の始業式に紹介した森博嗣さんの、別の本である「悲観する力」の中から紹介します。

絶対に失敗しないと言いきれることが、自信ではない。やれることは全部やったと言いきれることが、自信である。
それは、他者に主張するようなものではない。自分自身に対して、「自分はこれで精一杯だ」と宣言すること。これが素直に言いきれることが非常に大切だと思う。「己を知る」も、ほぼこの意味である。
したがって、自信を持つことは、自分には届かないものを明らかにするし、プライドを持つことは、すなわち謙虚になることでもある。自信を持てば、相対的に他者の価値を認め、他者の存在を尊重することにつながるだろう。自分に自信のある人ほど、他者に優しくなるのはこのためだ。
「悲観」を向ける第一の対象は、自分だということである。しかし、自分を卑下することではない。
自信をもって自分を悲観することが、翻って、自分の可能性を広げるし、いつでも、いくつになっても、成長する原動力となりうる。
自分を悲観する者だけが、自分を信じることができるだろう。
(森博嗣.悲観する力.幻冬舎,2019,p.222-223.) 

 皆さんの2学期は、どうだったでしょうか。「まだまだだった。」と思う人は、今日からリスタートです。新年からではありません。今日からです。何回も言います。少々遅れても問題はない。スタートするだけだ。必ず走れる。絶対に走りきれる。
未来を、そして過去の出来事の意味を変えるには今日を変えるしかありません。それでは、3学期の始業式に、元気な笑顔の皆さんに再会できることを楽しみにしています。

以上