デザイン科への入学を考えている皆さん、こんにちは。
高校入試を控えている皆さんにとっては、そろそろ進学先を決定する季節ですね。
これからは、デザイン科への入学を考えている皆さんの不安や疑問に答えられるブログを時々上げていきたいと思います。
第一弾は、「通学編」です!
中学生一日体験入学やアンケートなどで「砥部町への通学についての疑問」をよくお聞きします。
上の地図を見てください。
現在、デザイン科には地元である砥部町以外に県内外各地から生徒が入学しています。
通学方法も様々です。バス通学生と自転車通学生が多いです。
バスは松山市駅から乗り換えなしで学校の目の前まで来られるので、利用する生徒が多いです。
中には、鉄道やバスを乗り継ぎ片道3時間ほどかけて通う生徒も(すごい!)。
ほかにも、遠くて自宅からは通えないけれど、どうしてもデザイン科で学びたいと下宿をして通ってくれている生徒もいます。
県内外各地から集まってくれる生徒の皆さんは、デザイン科の学習だけでなく「香り高い文化と歴史が息づくまち 砥部町」の持つ魅力に引き寄せられているのかもしれませんね。
ある意味、砥部町全体がデザイン科の校舎と言ったら大げさでしょうか(^^)
デザイン科に興味を持ってくれている皆さんの参考になればうれしいです。ではまた。
県立図書館の髙藤美樹さんをお招きして「SDGs」をテーマにブックトークを開催しました。
「今が未来を作る」と題してクイズや新聞記事を交えて7冊の本を紹介していただきました。
①『みんなで学ぼう イラストブックSDGs』②『気候変動 何が起こる?何ができる?』③『2050年の地球を予測する 科学でわかる環境の未来』④『ドコカ行き難民ボート』⑤『信じられない 「原価」買い物で世界を変えるための本』⑥『大きく考えようー人生に役立つ哲学入門ー』⑦『WE HAVE A DREAM 201か国202人の人の夢×SDGs』
また、併せて100冊の本をお貸しいただきました。
最後の閲覧タイムでは、お目当ての本に集まる生徒の姿が見られました。
髙藤さんの一番好きな瞬間だそうです。ありがとうございました。
この本を活用して読書指導を展開させていただきます。
2年生
2年生を対象に、デートDV出前講座がありました。「愛しているなら、相手が自分の思いどおりになるのが当然」などと考えたりせず、お互いの人格を尊重する男女共同参画社会を目指したいものです。
それはまだ暑かった9月中旬のことです。
陶芸で県展に出品する作品や、授業で制作した作品の焼成が毎週末行われていました。
8月にも紹介しましたが、一時間おきに窯の温度を測定、記録しながら20時間以上をかけて行われるこの作業を夜通し行うのは、デザイン科陶芸の先生方です。
しかし、その様子は観察すべき点が多く、本来、生徒のみなさん、制作した人で行うべきところです。
そこで!!今回は画期的な試みとして、ICTを使ったオンライン授業で3年生が部分的ではありますがその様子を自宅から見学しました。
ガスの量の調節方法や、酸化焼成から還元焼成に変える様子など、説明を受けながら見守りました。
質問も瞬時に行えるし、いい機会になりました。録画して見直した生徒もいたそうです。学びたいことへの支援の方法は無限大ですね。
9月29日(木)砥部焼海外交流促進事業 第2回「デザインとは何か?分析、創造、解決」が開催され、ゲストスピーカーに陶芸家Rachel Hoshino(ラッケル ホシノ)氏とデザイナーPatricia Naves(パトリシア・ネヴェス)氏の2名によるオンライントークが行われました。
今回は、分校から生徒12名、教職員7名の合計19名が参加しました。
「今日のデザインを考える」をテーマに、Patricia氏による生産者として、①自分は何者なのか(分析)、②どのような作品が作りたいのか(創造)、③どうやって仕事にしていくのか(解決)、自分自身を見つめ直す。
そして、戦略的デザインの視点から「デザイナー」「職人」「アーティスト」のうち自分をどう定義し、何を生み出したいのか方向性を明確にすることの重要性を講話していただきました。
内容は、デザイン、焼き物の現場で仕事をされる方々には、日々痛感するところかと思います。
これからを生きる生徒には、何より重要となる参加となりました。
残り2回のオンライントークも楽しみです。
ありがとうございました。