とうきょう総文祭2022 写真部門 最終日
2022年8月4日 17時06分8月2日の開会式から始まった総文祭も今日の閉会式で終わります。
式に先立って昨日の撮影会の投票と総文祭作品の表彰と講評、撮影会の作品の受賞作品発表がありました。
8月2日の開会式から始まった総文祭も今日の閉会式で終わります。
式に先立って昨日の撮影会の投票と総文祭作品の表彰と講評、撮影会の作品の受賞作品発表がありました。
とうきょう総文も本日で最終日です。最後のイベントは東京都立上野高等学校での作品出品者との交流会です。この学校は日本で唯一の国立の芸術大学、東京藝術大学の隣にあります。交流会の内容は大きく分けて『鑑賞交流』と『制作交流』の2つ実施しました。
まず鑑賞交流ですが、これはあらかじめ分けられた6名程度の班員との緊張をほぐすためのアイスブレイキングをしました。内容は質問ゲームとタイトルゲームです。基本的には出品した作品をカードにしての作品鑑賞です。最初は緊張していた様子でしたが、作品を通して質問し合うことで和やかな雰囲気になった印象でした。
2つ目は『江戸木目込人形〜毬〜制作体験』です。これは京都が発祥の地だったそうなのですが、現在は東京でしか制作されていないそうです。この工芸品の制作体験を東京都の高校生に教えてもらいながら班員との交流をさらに深めていきました。
最終的には完成した作品を全体で鑑賞しました。短い時間でしたが、多くの県外の高校生徒たちと交流することができ、最終日も充実した1日になりました。この交流で仲良くなった同志たちと連絡先を交換していたのでまたまだ作品を通した交流は続くと思います。多くの東京都のスタッフの皆さま、ありがとうございました。この3日間で収穫したことは、おそらく参加した生徒たちの作品に大きな影響を与えることでしょう。今後の成長がたのしみです。
今日は朝から撮影研修です。
事前に選んだコースはデジタルデータを感光、定着などの現像技術を使って白黒プリントに焼き付ける研修です。東京工芸大学内芸術学部写真学科のスタジオで先生方や学生の方々からライティングやモデルへのポーズの付け方などを教わり、焼付けも行いました。
美術・工芸部門に1日遅れて東京にやって来ました。
初日は移動で終わり、今日は8月2日。昼には40度にもなったそうで蒸し暑い東京です。
午前中、作品が展示されている東京都立美術館に行き作品を確認しました。写真部門は全国大会でも作品審査が行われ入賞作品が選ばれます。残念ながら愛媛県には入選者はいませんでした。選ばれた作品には撮影者の伝えたいテーマやメッセージが強く表現され、鑑賞者にダイレクトに呼びかけてきます。納得の秀作でした。
美術・工芸部門では総文祭2日目に浅草公会堂にて開会式、講演会、講評会が行われました。
開会宣言及び歓迎の言葉から始まり、開会式後半では来年度の開催県への引き継ぎや鹿児島代表生徒の挨拶などがありました。桜島の形をモチーフにしたかわいらしいマスコットキャラクターの紹介もあり会場では笑みが広がっていた印象でした。
開会式後には、日本を代表するグラフィックデザイナー佐藤卓先生を講師にお招きし、講演会・講評会が行われました。講演会では『アート』と『デザイン』の関係性についてや、佐藤先生自身の中学生時代から学生時代での貴重なお話、世の中の既成概念を疑い新しい価値観を創っていくことの必要性など1時間半に渡りお話いただきました。最後に総文祭の出品作品13点を取り上げながらご講評をいただきました。
生徒にとっては非常に充実した1日となったことでしょう。きっと自身の制作での目標が見つかったはずです。最後は愛媛県の美術・工芸部門の生徒たちと浅草『雷門』の前で記念撮影しました。