5月29日の放課後、前期生徒総会及び家庭クラブ総会が行われました。
平成30年度行事報告と決算報告・審議、令和元年度の行事計画案と予算案の審議が行われ、本年度の生徒会活動が承認されました。
要望事項では、4名の生徒が校内の施設・環境の改善について発言するなど活発な協議が行われました。
家庭クラブ総会では、役員の承認後、新会長さんから、「学校を明るく元気に!広げよう奉仕活動の輪」を努力目標に充実した学校生活を送りましょうと挨拶がありました。
その後、平成30年度行事報告と決算報告・審議、令和元年度行事計画案と予算案の審議が行われ、本年度の家庭クラブ活動が承認されました。
松山・四国がんセンター 患者癒やす芸術空間
砥部分校生「四国の自然界」表現
2019年5月22日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20190523001)
5月17日、午後みんなで興味深い講演を拝聴しました。おいでくださったのは、「四国こどもとおとなの医療センター」でホスピタルアートディレクターとして活躍されている森合音(もり あいね)さんです。気さくで飾らない笑顔がとても素敵な方でした。
「アートの力「痛み」を「希望」に」という演題で語っていただいたのですが、森さんの、ホスピタルアートに対するピュアでまっすぐなアート魂は、感受性の強いとべぶん生の心には突き刺さるようなインパクトがあったのではないでしょうか。
好きな絵や立体を思いのままに好きに作るのとは違って、ホスピタルアートは、病院という建築物の持つさまざまな制限の中で創り上げる難しさがありました。
今や、ビジネスシーンでも、企業の成果を出すために美意識改革、美意識研修のようなことをしているというお話は面白かったですね。
内容やサイズ、使う色はもちろん、材料の選定、院内にあふれるサインとの連携、あとは知らなかったけど、法規制との整合もクリアしなくてはならないのですね。
「やわらかに、多元的な空間をもたらすホスピタルアート。院内を歩くと絵本の中に入り込んだような感覚に」と森さん
お医者さんから、手術後のリハビリでこどもたちが歩くのを嫌がらなくなったといわれたそうです^^
「禁止」という言葉を掲げないで芝生を守るというコンセプトで生まれた、「ここには小人が住んでいる」というアイデア。素敵。小人さんに住まれたら踏み込めないですよね。
地元善通寺の高校のデザイン科の皆さんとの共同作品もご紹介いただきました。
想いを形にするー理念の顕在化 それは、森さんの言葉をお借りするなら、数字やevidenceとして説得するものではなく、表現活動を通して病院スタッフと患者さん、そのご家族の互いが言葉なしに励まし合える、ふっと痛みを忘れる一瞬を持てる、そんな経験のことなのかもしれない。
霊安室への通路にスタッフが青い花の壁画を描いていく動画には、無機質で殺風景な場所でも、そこで働く人たちには、さまざまな思いがあって、、その誰もがみんな元気になってねという希望と亡くなってしまった命への痛みを抱えているんだというメッセージには胸がつまるような気持ちになりました。
とべぶんのみなさんには、「目には見えないけど、誰もがあると知っている、そんなものを表現できるようにがんばって」「まだ気づいていないかもしれないけど、自然いっぱいのこの環境を大切にしてくださいね」との言葉をかけてくださいました。
みんなを代表して、3年生の小山さんがお礼の言葉を。先日、四国がんセンターのホスピタルアートのプレゼンで森さんを知ったという小山さんは、『森さんは、強い思いのある人、そして、それが聞く人にとても情熱的なインパクトを与えるんです』、という感想を持っていて、「森さんの言葉、思い、すべてがかっこよくて刺激を受けました。これからの作品制作の励みになります」という、思いあふれるあいさつになりました。森さん、心を打つ講演をありがとうございました。
砥部分校デザイン科は
松山市南梅本にある四国がんセンターとコラボして、ホスピタルアートに取り組んでいます。
その第1弾は、待合室奥にある中庭「光庭」を囲むガラス壁面のデザインです。
5月13日(月)に「光庭」オープニングセレモニーが開催されました。
5月12日、風さわやかな日曜日、とべぶんではいろいろありました。
授業の一般公開には、40名近い保護者の方々に加え、10名程度の中学生のみなさんも来られ、とべぶん生の授業に熱いまなざしを送ってくださいました。
そのあとの進路研修会では、1,2年生は鈴木毅(たけし)さん、3年生は長尾真一さんにお越しいただき、それぞれ『探求新テスト講座』、奨学金に関わる『進学マネープラン』『志望理由書について』というタイトルで講話をしていただきました。
「社会の変化につれ、入試に求められる力も変わってきているんだなあ」
「高校時代に『探求』することが進路先のさまざまな場面で役立つことになるんだな」
「最近の教育費の現状。怖いから知りたくないような知りたいような。」
「奨学金といっても、行政機関のものから、民間、大学独自のものといろいろあるんですね。」
「奨学金があれば、進学先で学びに集中できますね。」
と、『なるほど』がいっぱいでした。興味深いお話をありがとうございました!
そして、前年度から大変お世話になった、PTA役員のみなさまがやっとバトンタッチできる、PTA総会がありました。PTA役員は3月卒業ではなく総会が区切りとなるので、前役員の皆様におかれましては、本当にお疲れ様でした。そして、長い1日となったにもかかわらず、PTA総会に出席くださった保護者の皆様、ありがとうございました。