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色彩検定に向けて!~とべぶんの授業紹介~

2023年7月13日 10時10分

2年生の「総合的な学習の時間」では、1学期は各種検定に向けての学習に取り組みます。今日は「色彩検定」を選択しているコースの紹介です。今年度は26人の生徒が受講しました。

 

色彩検定3級の内容は、1年生の「デザイン実践」の授業で学びます。ですので、この時間は復習をしながら、とにかく過去問を解く!問題に慣れる!ということをしました。

先月実施された夏期色彩検定は、本校からは13人が受検しました。結果が出るのはもうすぐなのでドキドキソワソワしています!今回受検しなかった生徒のほとんどが冬期色彩検定にチャレンジする予定です。

デザインとは切っても切り離せない“色彩”、この授業を通して、知識が定着してきたように思います。色の性質や配色のポイントをしっかりとおさえ、これからの制作に活かしていってほしいと思います!

とべぶん、全力、クラスマッチ~砥部分校一学期クラスマッチ~

2023年7月13日 08時00分

先日一学期クラスマッチが行われました!

今回は運動の部「バレーボール」と文化の部「トランプ」の2部門に分かれて行われました。

 

バレーボールはとべぶんのアイデンティティと言っても過言ではない種目です。どのチーム真剣に練習に取り組み、1人1人の力があるのはもちろんですが、チームとしての総合力でどのチームも鎬を削りました!

優勝したのは3年生のチーム!最上級生の意地をみせつけました!

トランプははじめての試みということもあり、探り探りでしたがシングルの部門「藪の中」を生徒が提案してくれたことをきっかけに色々なアイデアが出てきました。その結果シングル「藪の中」ダブルス「神経衰弱」の2部門でおこなわれました!エアコンがついているははずの教室が”熱い”と感じるほど白熱した試合が繰り広げられました!

シングルの部門では1年生の生徒が、ダブルスの部門では2年生のペアが優勝しました。

最後に恒例のエキシビジョンマッチが行われました!先生方が秘めた魅力を目のあたりしたとても楽しい時間でした。結果は生徒チームの勝利でした!

準備から運営まで沢山の生徒に助けていただきました!本当にありがとう!2学期のクラスマッチがもう楽しみです

美的体験。1年生美術Ⅰ

2023年7月12日 10時10分

こんにちは。今日は1年生の美術Ⅰの授業を紹介します。

砥部分校では1年次に普通教科の美術が週に2時間あります。

今年は、鉛筆デッサン・版画(エッチング)・立体造形と3つの分野を学んでいます。

 

1学期前半は鉛筆デッサンをしました。鉛筆の削り方から構造観察、構図、濃淡の捉え方や稜線・光線について学びました。

   

          初めのデッサン                  後半のデッサン

 

1学期後半から銅版画(エッチング)に取組んでいます。はがきサイズの銅板を使用して草花をモチーフにした作品制作を行います。

  

写真は校内の草花をスケッチして構造観察や構想を練っている様子です。

手に取ったり裏から見たり、遠くから眺めてみたりといろいろな方法でスケッチをしています。

こんなに大きく育ったカラムシは自宅のお庭では雑草扱いかもしれませんが砥部分校では良いモチーフになっています。

植物に触れるだけでなく、風の音や匂いも感性を刺激してくれます。2学期からは下絵を元に版製作に取りかかります。どんな作品になるか楽しみですね

陶芸部 人間国宝の先生に会いに行こう!

2023年7月10日 09時30分

7月5日(水)砥部町商工会館で砥部焼トークサロンが開催されました。

講師に、佐賀県有田焼の14代目今泉今右衛門氏(重要無形文化財保持者)と岐阜県現代陶芸美術館の館長 石﨑泰之氏が招かれ「焼き物について」をテーマに陶芸部19名の生徒が参加させていただきました。

 

今泉氏は、13代目の仕事について、そしてご自身の仕事への転機についてお話しいただきました。現在の技法「墨弾き」に至るまでの経緯や伝統工芸としての焼き物を続けていく覚悟など多くのことをお聞かせくださいました。中でも印象に残った言葉は、「陶芸は受け入れる仕事だ。」という事です。陶芸は、美術・工芸分野の中で唯一自分の手から離れて完成が決まります。完成した時、決して満足いく作品ができあがるわけではありません。だからこそ、窯の中から出てくる作品を受け入れることが大切だと気付かされる言葉でした。

陶芸美術館館長 石﨑氏には、「手の感受性/素材の潜勢力」についてお話いただきました。作ることは終わりのないことと話され、手は創造の道具であり、経験の中からかたちと素材を探り、また道具に触れることで手が様々な情報と出会うことができる。ものを作ることが自分を作ることにもつながり、そこには終わりのないことだとお話しされました。

 

最後に生徒5名の作品の講評をしていただきました。

どの作品も優しく好意的なアドバイスをいただき、今後の制作への糧となる講評をいただきました。

 

今回、この砥部焼トークサロンに参加できたのは、卒業生窯元 青花窯の増田さんよりご案内をいただことでこのような機会が生まれました。

産地の中にあることで、多くの出会いが生まれることを改めて感じられる貴重な経験ができました。

ありがとうございました。