茶室で使っている花入を茶室へ取出して並べ、一座が思い思いの花を生けるという式法を花寄之式(はなよせのしき)と言います。
この花寄之式に本校茶道同好会が挑戦しました。
生け花と違って茶花の基本は、花の持つ自然の姿をそのままに入れることです。茶花はか弱い花が多いうえに、投入れですから思うように止まってくれません。
それでも利休七則の「花は野にあるように」を心がけて心を込めて活けました。
春の野の景色を思わせる茶花になっているでしょうか。
杏 ふきのとう 西井さん 桜鏡 貝母 角谷さん 雪柳 藪椿 中田先生




初めまして。生徒会書記の上田愛里子です。
3月28日に離任式が行われました。保健体育の柴田先生と理科の柳田先生が離任されます。
柴田先生は砥部分校で13年間、私たちに体育の楽しさを教えて下さり、今年定年退職を迎えられました。自分のことを先生と言わないようにした、という柴田先生のお話に、先生の親しみやすさはそんな心がけにもあったのかと納得させられます。
柳田先生はいつもご自身がとても楽しそうに授業を進めてくださるので、私達生徒も授業にぐいぐい引き込まれていました。鯨の話をされ、もっとこんな話をしたかったとおっしゃる先生。先生の理科に対する情熱が、生徒からの人気の要因の一つだと思いました。

卒業生の皆さんも大勢駆けつけ、色紙や手紙を贈る姿や、名残を惜しむ姿が印象的な一日でした。
あまりにも楽しいおふたりの授業を知ってしまったせいで、不安になる気持ちも多少ありますが、気を取り直して頑張ります! 私もこの前入学したばかりかと思えばもう3年生。1年後には私たちもこの学校を離れることになります。後悔のないように過ごそうと思います!
今年定年退職される柴田眞也先生に1・2年生全員が感謝の花束を贈呈した写真と、砥部分校の思い出と先生の生き生きした笑顔をいっぱい詰め込んだパネルを写真部が贈呈しました。
思いがけないプレゼントに、驚きながらすごく喜んでいただくことができました。
先生の優しさ、温かい笑顔忘れません!
お部屋に飾ってくれるといいな。



1年生の今年の進級制作テーマは「私の夢を入れる箱」
これは、今年のとべぶんでのすべての学びを集約して、
「自分の夢をかなえるために 今必要なものを入れるための箱を作りましょう。」という課題。
入れるものを採寸して、取り出すために必要な余裕や、中身がバラバラにならない工夫や壊れない工夫も必要ですね。
また、それらが入っていることがわかる装飾と、自分の同志として愛着が持てるものを作りましょう。
紙の厚さを計算したはずなのに組み立てたらしっくりこない蓋。
補強材の折り目の厚みにさえぎられた空間。
思ったよりてこずったけれど、それだけに愛着あるものができたでしょうか。
来年度はこれらを使って考察して、また、新しい箱を増やせるといいですね。
終業式、進級認定の成績表をもらって、記念撮影しました。なんとも凛々しい写真です。



