11月26日(土)、陶芸部の生徒5名が、窯業技術センター主催の「葉山有樹氏講演会」に参加しました。
第2部、絵付けのデモンストレーションでは、なんとティッシュに下絵を描く超絶技巧を目の辺りにしました。
葉山さんは筆先の感覚を鍛えるために、敢えてティッシュの上に、下絵を筆で描く練習するのだそうです。葉山さんの手にかかると、ティッシュに絵の具がにじむことなく破れることもなく、筆の先が見る見る繊細な線を描き出していきます。葉山さんの頭の中には何百種類もの植物の姿が入っているそうで、会話しながら事も無げに百合と水仙と苺の花を描いてくださいました。
講演会で、葉山さんから生徒への質問「 ”プロ” と ”アマ” の違いはなんでしょうか?」
葉山さんは「仮に美大生が200枚デッサンを描いたとしましょう。」それに対して「プロはゼロ二つ多い下絵を描いています。」とおっしゃいました。
生徒の皆さんも、ひたむきに練習を重ねれば、名人の域に達するかも知れませんね。
葉山さんの練習したこのティッシュは、一階の廊下に大切に展示しています。
そして、「上絵は数百年経てば消えてしまうが、下絵は千年残る」と芸術の仕事の遙かな視野も語って下さいました。
こうした名人と直接交流ができるのも地域と深いつながりがある、砥部分校ならではの体験です。
今年も残すところあと一か月となりました。12月と言えば…そう「絵馬」の制作が始まる時期です。期末テストが終了し、これから本格的に美術部による絵馬の制作が始まります。下地処理が完了し、下書きの転写を行いました。これからどのように色づいていくのか楽しみにしていてください。
国語の時間に、ブックトーク「今が未来を作る」の際にお借りした100冊の本と、生徒のお薦めの本を紹介するPOPを全校生徒で作成しました。
その作品をずらりと並べ、現在2階廊下にて校内POPコンテストを開催中です。
生徒や先生の皆さんで投票しています。
キャッチーな言葉で見る人を引き込んだり、面白い仕掛けが施してあったりと、一枚一枚に本の良さを伝える工夫が満載です。学年間での競演も見られ、一冊の本を伝えるにも個性が光ります。
この後、投票の結果により、上位3位まで、校内表彰する予定です。
お楽しみに!!
2年生の選択古典Aの授業で、源氏物語の登場人物から一人取り上げてその人となりを伝える架空のメディアを作成しました。
女性ファッション誌の表紙、ファンブック、週刊誌、スポーツ新聞など思い思いのスタイルで自分の推しの登場人物を伝えています。
教室では各人物の魅力や制作秘話を思う存分プレゼンテーションしました。
源氏新聞は3階の廊下に展示しています。
おもちゃコンテストは高校生が1歳から3歳までのこどもが安全に遊べるおもちゃを作成し審査を受けるコンテストです。
本コンテストの木材加工部門において、
3年生の 山本咲蘭さんが「ころころがたがたつけかえタイヤ号」で入選しました。
このおもちゃは、いろいろな形のタイヤを「えらぶ」「はめる」「うごかす」ことができ、付けたタイヤによって走らせたときの感触の違いを楽しむことができます。
仕上げに、未晒し蜜ろうワックスを使っているので、くすのきやひのきの良い匂いが損なわれず、口に入れても安全にできています。
入選作品は、浦和大学にて展示されることになっています。