砥部分校では、昨年度から校内推進委員の5名が継続的にインターハイ実施を補助する準備を重ねてきました。8月7日8日の当日は、「インターハイおもてなし係」として観覧に来られた皆さんの案内・記念写真の撮影・愛媛クイズ・シトラスリボンの配布とさわやかな笑顔で大会を支えました。また体育館内では、ボランティア有志生徒が、9日まで床運動の音楽係として体操競技の補助の役目を果たし、大会運営に貢献しました。
砥部分校平成21年度卒業生の谷口正造さんから本を寄贈していただきました。
谷口さんは、砥部分校卒業後2013年から個展やグループ展などを中心に東京で活躍されています。
7月28日に上梓された『My Song』に併せて渋谷のbiscuit galleryにて同名の個展「My Song」を開催されています。
校内移動図書館「砥部ボンジョルノ」にて展示しています。ぜひ谷口さんの世界観に触れてみて下さい。
3年生
8月3日(水)、陶芸部の3年生3名で、笹山工房、伊予鉱業所へ校外活動に出掛けました。
笹山工房の笹山準一さんは、S49年度に砥部分校を卒業された陶芸家さんです。
岡山県の備前焼で修行された砥部では数少ない「つちもの」の職人さんです。
工房ではロクロの実演をしていただき、あっという間に生み出される作品と職人の手業に見惚れてしまいました。
作品ギャラリーには、様々な作風の器が並んでおり、中には5年の歳月をかけて完成した板皿の器もあるそうです!
続いては、伊予鉱業所。
ここでは、採掘場で重機を使い陶石山を切り崩し、刃物を研ぐ良質な伊予砥や砥部焼で使わせる原料、タイルの原料など様々な用途に応じた陶石の採掘・販売を行っています。
昨年度、こちらに就職した卒業生にも一緒に工場の見学・案内をしていただきました。
作業場に運ばれた石は、用途に応じて加工され各地へ産出されていきます。
伊予鉱業所では、陶磁器原料及び碍子の原料として全国の産地に出荷するほどの資源に恵まれた土地です。
砥部町は、地元で陶石原料が産出できる限られた場所でもあります。
近くにあるからこその、たくさんの学びがありました。
本日は、貴重な経験をありがとうございました。
8月2日の開会式から始まった総文祭も今日の閉会式で終わります。
式に先立って昨日の撮影会の投票と総文祭作品の表彰と講評、撮影会の作品の受賞作品発表がありました。
とべぶんは惜しくも受賞を逃しましたが納得の作品を出展し清々しく秀作を鑑賞しました。
講評から、写真の瞬間を捉えるという意味やテーマへの自分自身の視点を持つことの大切さ、常にフィルターを通して世界を切り取る観察力が写真作品に大切だと感じました。
閉会式での生徒実行委員長の素晴らしいスピーチに感動し、来年の開催地である鹿児島へのバトンタッチ。
この感動を後輩にしっかり伝えて行きます。
総文祭を支えてくださる多くの皆さまに感謝申し上げます。
良い大会に参加させていただき有意義な毎日でした。
とうきょう総文も本日で最終日です。最後のイベントは東京都立上野高等学校での作品出品者との交流会です。この学校は日本で唯一の国立の芸術大学、東京藝術大学の隣にあります。交流会の内容は大きく分けて『鑑賞交流』と『制作交流』の2つ実施しました。
まず鑑賞交流ですが、これはあらかじめ分けられた6名程度の班員との緊張をほぐすためのアイスブレイキングをしました。内容は質問ゲームとタイトルゲームです。基本的には出品した作品をカードにしての作品鑑賞です。最初は緊張していた様子でしたが、作品を通して質問し合うことで和やかな雰囲気になった印象でした。
2つ目は『江戸木目込人形〜毬〜制作体験』です。これは京都が発祥の地だったそうなのですが、現在は東京でしか制作されていないそうです。この工芸品の制作体験を東京都の高校生に教えてもらいながら班員との交流をさらに深めていきました。
最終的には完成した作品を全体で鑑賞しました。短い時間でしたが、多くの県外の高校生徒たちと交流することができ、最終日も充実した1日になりました。この交流で仲良くなった同志たちと連絡先を交換していたのでまたまだ作品を通した交流は続くと思います。多くの東京都のスタッフの皆さま、ありがとうございました。この3日間で収穫したことは、おそらく参加した生徒たちの作品に大きな影響を与えることでしょう。今後の成長がたのしみです。