12月20日 2学期作品コンクールの講評がありました。
砥部分校では、学期ごとに生徒が丸一日かけて作品を制作する、「作品コンクール」という行事があります。
その日は、朝から午後3時まで、じっくりと作品に向き合う、まさにとべぶん生の勝負の1日です。
2学期のテーマは「南窓」の表紙絵と「進路の手引き」の表紙絵。
講評では、12月6日の制作同日に行われた投票を元に、選ばれた受賞作品の紹介と助言を伺うことができました。
担当の先生からは「南窓」部門では、「求められているものを理解して制作すること」の大切さを、
「進路の手引き」部門では「比喩表現と密度」について語っていただきました。
3年生が参加する作品コンクールは今回で最後です。
猛暑の動物園、雨天の校内写生、たくさんの思い出がある行事です。3年間よく頑張りました。





勉強に、制作に、そしてたくさんの行事で充実した2学期も今日で終了です。
力一杯頑張った生徒さんたちに、校長先生からこんな式辞をいただきました。
「新年の誓いを立てましょう。」
誓いを立てるにも3つのポイントがあるそうです。
1 まずは年度内の目標を立てる
スモールステップで達成できそうな目標を立てる
2 誓いを声に出して読む
自分の声で読むことで頭に残る
3 具体的に立てる
早寝早起きではなく 11:00に寝る 週3日30分以上歩くなど
節目節目に誓いを立て、気分も新たに前進したいものですね。
新学期も元気にお会いしましょう。


12月19日 図書委員会の主催で、第1回読み聞かせ会を図書室で行いました。
今回のテーマは、出久根育さん(多摩美卒)の手がけた絵本「あめふらし」です。
生徒から「是非読み聞かせを!」という声の高かった、竹田先生にお気に入りの本を持参していただきました。
優しい声の読み聞かせで、内容がすんなり入って来ます。
グリム童話だけに一筋縄ではいかない面白さがあり、しばし絵本の世界に引き込まれました。
しかし、ただの読み聞かせに終わらないのが砥部分校の読み聞かせ会!
「あめふらし」の解題、作家である出久根育さんや、その著作「ペンキや」「12の月たち」について、そして画材についてまで解説が及び非常に充実した会になりました。
生徒からは
「めっちゃいい企画ですね!すごいよかったです!」
「資料が多く分かりやすかった。」
「読み聞かせでしかえられない栄養がここにあると思いました。卒業までにやってくれてありがとう。」
という感想が聞かれました。
第2回は「金の輪」を読みます。お楽しみに。


12月23日、昨晩からの積雪のため学校前でスリップ事故なども起こっており今日の課外や部活動はお休みとなりました。地域差はあると思いますが、十分気を付けて過ごしてください。写真部は楽しみにしていた郊外撮影が中止となりました。学校は雪で覆われ野鳥も姿が見えません。




12月16日に、1年生 2年生対象のアンガーマネジメント講座を行いました。
日本アンガーマネジメント協会ティーンズインストラクターの方、3名にアシスタントに入っていただきました。
生徒からは、
「自分が意外とイラつきやすいのかなと思いました。深呼吸などして落ち着いて考えようと思います。」
「みんなの沸点は全然違う。悲しいや悔しいの中にも怒りが隠されているのかなと思った。」
「怒りを感じた後のコントロールの方法を考えたことがなかったので新鮮で面白かった。」
「他人の立場に立って考えてみる 自分にできることをして解決を図る」
「解決するために伝えることも大切なんだと思った。」など多くの気付きがありました。
アシスタントの方から、今年のオリンピックの話を例に、怒りに振り回されるだけでなく自分のエネルギーに昇華する事もできるお話を伺いました。
怒りの感情との付き合い方について、この学びが生かされると良いですね。



