12月8日(木)17:00から松山市コミュニティセンターで行われたオペラレクチャーコンサート歌劇「蝶々夫人」のゲネプロ(本番同様の条件で行う最終リハーサル)を、池田慈さん(ピアノ)の御厚意により無料で鑑賞させていただきました。同じく芸術を志す者として招待したいとのことで本校生徒、教職員、保護者計20名以上で押しかけました。
『蝶々夫人』は、明治後半の長崎を舞台とし、15歳の若い芸者蝶々さんは、アメリカの海軍士官ピンカートンと結婚することにるのですが、そこには当時の文化の違いによる悲劇が待ち受けているのでした。最後に生徒の鑑賞後の俳句を紹介します。
生歌に 胸あつくなる 初オペラ (とべぶんなな)
春来たり 容姿声良し 推しできた (詠み人知らず)






大洲高校3年郷土研究の皆さんと、砥部分校の国語表現、現代文Bの生徒が交流学習をしました。
大洲高校の皆さんが制作した、ふるさとCM「いいとこおはなはん」と
砥部分校文化祭名物ファッションショーの動画を鑑賞し合い、
普通科高校の受験勉強と、デザイン科の受験勉強の健闘ぶりを讃え合いました。
音声の不調もチャットで乗り越え、会話や質問で大いに盛り上がりました。
もっと交流したい思いを残しながらお別れしました。
春にはみんなのサクラ咲け!!!





期末考査が終了した日、家庭クラブの料理講習会でブッシュドノエルを作りました!
講師にお迎えしたのは、サンタクロース!…ではなく、河原外語観光・製菓専門学校の先生方!

和やかな雰囲気で、大変優しく丁寧に教えていただきました。
1~3年生合同の班だったため、最初は少し緊張している様子でしたが、ケーキが完成する頃にはチームワークばっちりでした!
大変な作業や難しい作業の時には、助け合ったり声を掛け合ったりする姿が見られました。


最後の飾りつけではそれぞれの個性が溢れ、かわいく美味しいブッシュドノエルが完成しました。
コロナの感染対策で試食はせず、そーっと箱に入れて、大事そうに持ち帰っていました。


11月26日(土)、陶芸部の生徒5名が、窯業技術センター主催の「葉山有樹氏講演会」に参加しました。
第2部、絵付けのデモンストレーションでは、なんとティッシュに下絵を描く超絶技巧を目の辺りにしました。
葉山さんは筆先の感覚を鍛えるために、敢えてティッシュの上に、下絵を筆で描く練習するのだそうです。葉山さんの手にかかると、ティッシュに絵の具がにじむことなく破れることもなく、筆の先が見る見る繊細な線を描き出していきます。葉山さんの頭の中には何百種類もの植物の姿が入っているそうで、会話しながら事も無げに百合と水仙と苺の花を描いてくださいました。
講演会で、葉山さんから生徒への質問「 ”プロ” と ”アマ” の違いはなんでしょうか?」
葉山さんは「仮に美大生が200枚デッサンを描いたとしましょう。」それに対して「プロはゼロ二つ多い下絵を描いています。」とおっしゃいました。
生徒の皆さんも、ひたむきに練習を重ねれば、名人の域に達するかも知れませんね。
葉山さんの練習したこのティッシュは、一階の廊下に大切に展示しています。
そして、「上絵は数百年経てば消えてしまうが、下絵は千年残る」と芸術の仕事の遙かな視野も語って下さいました。
こうした名人と直接交流ができるのも地域と深いつながりがある、砥部分校ならではの体験です。




